I-20
I-20 の取得
I-20はいわゆる「入学証明書」のようなもので、我々留学生にとってはパスポートと同様に重要なものです。I-20は入出国時だけでなく、ビザ発行や様々な学校の手続きに必要なもので、渡米準備の中でも特に注意しなければならないもののひとつです。アメリカ国外に出る時にも大学側から署名を貰わないといけないなど、非常に重要な書類となります。
I-20は、基本的に学生が学校に発行を依頼した後に発行され、オンラインでPDFファイルが送られてきます。I-20が送られてきたら、必ず内容をすべて確認し、問題があればInternational Centerへ連絡しましょう。帯同する家族がいる場合、例え家族が遅れて渡米する場合でも、ビザの発行などの手続きを考えると、家族のI-20も同時に請求しておいた方がよいと思います。その際には、家族全員分のパスポートのコピーが必要となります。
※Rady School入学前にサマースクール「UCSD Extension」へ参加する場合
MBAスタート前のセットアップ期間と肩慣らし期間として、UCSD Extensionのクラスを7~8月頃に受講される場合があると思います。ここで注意しなくてはならないのが、I-20は受講する学校から発行されなければなりません。サマースクールを受講する場合には、RadyへI-20を申請するのではなく、UCSD Extensionへの参加申込み手続きの中でI-20を請求して発行してもらい、そのクラスが修了後にUCSD内で改めてそのI-20を「Transfer」というかたちでRadyに移す手続きが必要となります。手続きはInternational Centerで行ってもらえます(下記参照)。なお、日本でのビザの発行もこのUCSD Extensionから発行されたI-20を使って行います。なお、アプライからどれくらいで手元に届くかについては、学校側のオペレーション次第ですが、2~3週間を見ておいた方がよいです。
I-20 のTransfer
ExtensionからRadyにTransferする手続きです。オフィシャルな情報源はUCSDのHPのTransfer Studentを参照ください。基本的に2つの手順を踏みます。
1.iPortal(ログインにはUCSDの学籍番号とパスワードが必要)からの書類提出
2.SEVISの移動
ここでの注意点は、Transferの場合もiPortalの申請が必要ということです。iPortalの書類提出は、指示通りにやれば問題ないかと思いますが、スポンサーレターや財政証明書に求められる記載金額が、Extensionより大幅に大きくなる(在籍期間が延びるので)ところは要注意です。あらかじめ充分な金額のスポンサーレターをもらっておく、早めに訂正版をもらうなどの対策が必要です。細かいですが、コピーやPDFも機械がないと手間ですので、手段を確保しておきましょう。
問題はSEVIS(Student and Exchange Visitor Programの略で、学生のデータを一元化して管理するプログラム)です。ここではデータをUniversityではなく、School単位で管理しており、ExtensionからRadyへのSEVISの移管を申請しなければなりません。SEVISの移動は大学側はやってくれないので、自分でExtensionの該当オフィスに行き、移管のための書類を揃えて提出する必要があります。このトランスファー期間中に海外に出てしまうと非常に厄介ですので、問題が起こらないように準備しましょう。